光回線の1ギガと10ギガの違いは?料金差や10ギガが必要な人も紹介
この記事では、光回線の1ギガと10ギガの違いを、速度、料金、使える地域から解説します。
光回線のプランを見比べて、1ギガと10ギガのどちらを選べばよいか迷っていませんか?
最大速度は技術規格上の数字なので、それだけでは毎日の使い心地がどう変わるのか分かりにくいものです。
読み終えるころには、自分の使い方に合うプランを判断でき、10ギガに必要な機器と切り替えの費用まで分かります。

最大速度は10倍、実測の下り平均は約4.4倍違う

NTT東日本のプランでは、フレッツ 光ネクストのギガラインタイプが最大概ね1Gbps、フレッツ 光クロスが最大概ね10Gbpsです。
みんなのネット回線速度に投稿された直近3か月の下り平均は、フレッツ光ネクストが409.06Mbps、フレッツ光クロスが1,788.72Mbpsでした。
1,788.72÷409.06で計算すると、実測の差は約4.4倍です。

つまるところ、1ギガと10ギガの差は大体4.4倍だということです。
数字通りの10倍の差はないってことですね。
出典:フレッツ光 プラン一覧(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/priceplan/
出典:フレッツ光クロスの通信速度レポート(みんなのネット回線速度)
https://minsoku.net/speeds/optical/services/flets-cross
10ギガの最大値は実際に十数%下がる
フレッツ 光クロスは、通信品質を保つためのデータが加わるため、実際の通信速度の最大値は技術規格上の最大値より低くなります。
また、先ほどの実測値は利用者が投稿した測定の平均で、同じ速度が出ることを保証する値ではありません。
プランを比べるときは、最大値だけでなく実測値も見ると判断しやすくなります。
出典:フレッツ 光クロス(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/cross/

10ギガの月額は戸建てで約660〜880円高い

2026年11月に確認した公式料金をもとに、2026年12月以降の戸建て料金を比べると次のとおりです。
| サービス | 1ギガ | 10ギガ | 差額 |
|---|---|---|---|
| ドコモ光(タイプA・2年定期) | 5,720円 | 6,380円 | 660円 |
| auひかり ホーム(3年契約・ネットのみ・1年目) | 5,610円 | 6,468円 | 858円 |
| SoftBank 光(2年自動更新) | 6,050円 | 6,930円 | 880円 |
SoftBank 光の1ギガは、2026年12月1日に330円上がった後の料金です。
10ギガは改定の対象外で、月額基本料金6,380円に必須機器の550円を足した金額です。
この記事執筆時の新規料金で計算すると、SoftBank 光の差額は1,210円です。
auひかりのホーム1ギガは、2027年1月から1年目5,940円に上がります。
10ギガは1ギガの料金に高速サービス利用料を足す形のため、差額は858円のままと考えられます。
出典:料金プラン(NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/charge/
出典:auひかり ホーム1ギガ(KDDI)
https://www.au.com/internet/auhikari_1g/
出典:auひかり ホーム10ギガ・5ギガ ずっとギガ得プラン(KDDI)
https://www.au.com/internet/auhikari_10-5g/charge/zuttogigatoku/
出典:「auひかり」の料金改定および「auひかり でんきセット割」提供開始について(KDDI)
https://www.au.com/information/notice_internet/service/20261016-01/
出典:SoftBank 光 料金(ソフトバンク)
https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/price/
マンションは約1,980〜2,420円高い
ドコモ光の10ギガは戸建てとマンションが同じ料金で、1ギガはマンションのほうが安く設定されています。
そのため、マンションで比べると差額が大きくなります。
ドコモ光は6,380円−4,400円で1,980円、SoftBank 光は12月以降の料金で6,930円−4,510円の2,420円です。
2026年11月中の新規料金では、SoftBank 光の差額は2,750円です。
出典:料金プラン(NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/charge/
出典:SoftBank 光 料金(ソフトバンク)
https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/price/
必須機器の料金も足して比べる
SoftBank 光の10ギガは、ホームゲートウェイの申し込みが必要で、月額550円がかかります。
月額基本料金だけを見ると実際の支払いより安く見えるため、必須機器の料金を足して比べましょう。
ここまでの金額に、キャンペーン、キャッシュバック、スマホのセット割は含めていません。
auひかりの10ギガは、高速サービス利用料の550円割引が3年間で、4年目以降はauスマートバリューの適用時だけ続きます。
長く使う予定なら、4年目以降の料金も確認しておくと安心です。
出典:SoftBank 光 料金(ソフトバンク)
https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/price/
出典:auひかり ホーム10ギガ・5ギガ ずっとギガ得プラン(KDDI)
https://www.au.com/internet/auhikari_10-5g/charge/zuttogigatoku/
NTT回線の10ギガは47都道府県の一部で使える

フレッツ 光クロスの提供エリアを2026年11月に確認すると、NTT東日本の一覧には17都道県、NTT西日本の一覧には30府県が並んでいました。
47はこの2社の一覧を数えた数で、どの都道府県も全域で使えるわけではありません。
比較記事には「40都道府県」と書かれたものも残っていますが、2026年11月の公式情報とは異なります。
出典:フレッツ 光クロス(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/cross/
出典:フレッツ 光クロス サービス提供エリア(NTT西日本)
https://flets-w.com/service/cross/area/detail.html
auひかりの10ギガは4都県の一部に限る
auひかり ホーム10ギガを申し込めるのは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部です。
それ以外の地域に住んでいる場合は、NTT回線の10ギガを確認しましょう。
出典:auひかり ホーム10ギガ・5ギガ ずっとギガ得プラン(KDDI)
https://www.au.com/internet/auhikari_10-5g/charge/zuttogigatoku/
申し込む前に住所で確認する
提供エリアの市区町村でも、住所や設備の状況によっては利用できない場合があります。
申し込む前に、公式のエリア検索で住所まで確認しましょう。
集合住宅で配管工事が必要な場合は、オーナーや管理組合の承諾も必要です。
出典:フレッツ 光クロス(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/cross/
4K動画の視聴が中心なら1ギガで足りる

Netflixは、4K画質の推奨速度を15Mbps以上としています。
動画を高画質で見る場合でも、必要な速度は1ギガの実測値を大きく下回ります。
出典:Netflix推奨インターネット接続速度(Netflix)
https://help.netflix.com/ja/node/306
1ギガの平均速度は4K推奨の約27倍ある
フレッツ光ネクストの下り平均409.06Mbpsを15Mbpsで割ると、約27倍です。
これは平均値で計算した目安です。
Wi-Fiは、電波を通しにくい物や同じ周波数帯の機器があると、通信速度が大きく下がることがあります。
今の回線が遅いと感じる場合は、Wi-Fiだけでなく有線でも測ると原因を切り分けられます。

つまり多くの人は1ギガでも十分、動画やネットを楽しめるってわけです。
無理に10ギガを契約してもお金がかかるだけなので、ご注意を。
出典:フレッツ光クロスの通信速度レポート(みんなのネット回線速度)
https://minsoku.net/speeds/optical/services/flets-cross
出典:フレッツ 光クロス(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/cross/
大容量データが多い人は10ギガが向く
100GBのデータをダウンロードする場合を、下り平均で計算してみましょう。
100GBは800,000Mbなので、409.06Mbpsでは約33分、1,788.72Mbpsでは約7分半です。
実際の待ち時間は、ダウンロード先の配信速度や機器の性能でも変わります。
また、1本の回線を複数の機器で使うと、回線容量を分け合う形になります。
家族で使う場合は、人数より「同時に重い通信が重なる場面があるか」で判断しましょう。

家族が多かったり、テレワークなどの大容量データ通信をするつもりの人は10ギガを検討するのもありです。
出典:フレッツ光クロスの通信速度レポート(みんなのネット回線速度)
https://minsoku.net/speeds/optical/services/flets-cross
出典:10ギガプランアップグレード(NURO 光)
https://www.nuro.jp/hikari/upgrade/
機器とケーブルも10ギガ対応にそろえる

NTT東日本は、最大概ね10Gbpsで使うには10GBASE-TのLANポートが必要と案内しています。
1Gbpsの機器でも接続はできますが、最大速度はその機器の速度までになります。
パソコンのLANポート、ルーター、ケーブルの順に対応状況を確認しましょう。
ドコモ光で1ギガ対応のルーターを使っている場合は、10Gbps対応のルーターを用意します。
ドコモからレンタルする場合の料金は月額550円です。
出典:フレッツ 光クロス(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/cross/
出典:ドコモ光 10ギガ(NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/10g_plan/
出典:「ドコモ光 10ギガ」への料金プラン変更(NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/10g_plan_change/
LANケーブルはカテゴリ6a以上にする
ルーターやパソコンが10ギガに対応していても、ケーブルの規格が足りないと性能を生かせません。
手元のケーブルの規格を確認し、カテゴリ6a未満なら交換しましょう。
出典:フレッツ 光クロス(NTT東日本)
https://flets.com/flets-hikari/cross/
速さが必要な端末は有線でつなぐ
フレッツ光クロスの下り平均は、有線が2,312.69Mbps、Wi-Fiが873.93Mbpsです。
大容量データを扱うパソコンは有線、スマートフォンはWi-Fiと分けると、10ギガの速さを生かしやすくなります。
出典:フレッツ光クロスの通信速度レポート(みんなのネット回線速度)
https://minsoku.net/speeds/optical/services/flets-cross
同じ回線の切り替えは約2週間〜1か月半かかる

ドコモ光は、申し込みから利用開始までおおむね1か月半です。
NURO 光の10ギガアップグレードは、2週間〜1か月程度です。
期間と費用は、回線や設備の状況で変わります。
ドコモ光の工事日には、設置場所などを決められる人の立ち会いが必要なので、予定を立てるときに確保しておきましょう。
出典:「ドコモ光 10ギガ」への料金プラン変更(NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/10g_plan_change/
出典:10ギガプランアップグレード(NURO 光)
https://www.nuro.jp/hikari/upgrade/
工事費は0〜22,000円を見込む
ドコモ光の変更工事料の代表例は11,660円で、設備によっては22,000円です。
NTT西日本は、フレッツ 光ネクストからフレッツ 光クロスへの変更で、工事費割引の適用後0円と案内しています。
SoftBank 光の10ギガは、フレッツ光や他社の光コラボを利用中でも新規契約となり、立ち会い工事が必要です。
他社から乗り換える場合は、新規の工事費まで確認しましょう。
出典:「ドコモ光 10ギガ」への料金プラン変更(NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/10g_plan_change/
出典:フレッツ 光クロス(NTT西日本)
https://flets-w.com/service/cross/
出典:SoftBank 光 料金(ソフトバンク)
https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/price/
申し込む前に戻せるかを確かめる
NURO光は、10ギガへ切り替えた後に2ギガへ戻すことができません。
10ギガにする前に、今の使い方で本当に必要かを確認しておきましょう。
出典:10ギガプランアップグレード(NURO 光)
https://www.nuro.jp/hikari/upgrade/
1ギガと10ギガのどちらにするか決まったら、次は回線会社を選びましょう。
次の記事では、光回線30社の下り実測平均と月額料金を一覧で比べ、NURO光とGMOとくとくBB光の24か月・36か月の実質月額も計算しています。